日本で最も経営者を応援し合う会員制経営者コミュニティ「RASHISAフィロソフィーサロン」。運営する株式会社RASHISAの代表・岡本翔さんは、会員一人ひとりの事業や関心に合わせた出会いづくりを大切にしています。交流会の会場の一つとして利用しているのが、参謀BAR 新宿です。主催者として感じる使いやすさや、集客協力によって生まれた接点、今後の会場活用について、岡本さんに伺いました。
Profile
岡本翔 さん
株式会社RASHISA 代表取締役
大学3年生だった2017年に株式会社RASHISAを創業。新卒採用領域の事業や、幼少期に虐待を受けた方・主婦の強みを生かすアウトソーシング事業を経て、2026年1月に「RASHISAフィロソフィーサロン」を本格始動。同年9月には会員数を約80社に増やした。
経営者一人ひとりに合う出会いをプロデュースする
── 「RASHISAフィロソフィーサロン」とはどのようなコミュニティですか?
岡本さん:成長志向の経営者が集い、日本で最も経営者を応援し合う場を目指す完全審査制の経営者コミュニティです。基本的には10名以下の少人数の交流会や会食を月10回ほど開催しています。会場には、会員様のオフィスや飲食店を使うことが多いです。
会員数は2026年10月時点で約90社。参加者の9割ほどが代表取締役で、営業支援や採用支援、自社サービスの展開など、BtoBの事業を営む方が中心です。ただ、同じ経営者でも、求める出会いは異なります。営業につながる相手を探している方もいれば、「経営の知見を得たい」「気の合う人と話したい」という理由で参加される方もいます。
そうした幅広い希望に応えられるよう、会ごとにテーマを設けています。例えば、同じ地域を拠点にしている方の会、会社の規模や創業時期が近い方に集まってもらう会などです。ゴルフやサウナなど、共通の趣味を持つ方が集まる会もあります。同じ関心や悩みがあると、会話も始めやすいですから。

── 参加する方同士を、どのようにつないでいるのでしょうか?
岡本さん:会員にはコンシェルジュがつき、事業の内容や、どのような相手と出会いたいかなどを丁寧に伺います。そのうえで、関心に合いそうな会をご案内する流れです。
交流会では、参加者の組み合わせを事前に設計する場合もあります。事業内容や関心を踏まえて、相乗効果が生まれそうな方同士を同じグループにするんです。
当日も、集まった方同士が話しやすいように工夫しています。少人数の会では、最初に全員に自己紹介をしていただき、会社名や役職、事業内容に加えて、今困っていることなどを伺います。そこで出た話題をもとに会話をつなぐのが、当社の役割です。仕事以外の共通点から仲良くなる場合もあるので、趣味を聞く時間も大切にしていますね。
経営者だからといって、全員が話し上手とは限りません。声の大きい人だけが主役になる会にはしたくないので、全員が均等に話せて、相手の話もしっかり聞ける場づくりを心がけています。
おかげさまで直近の交流会では満足度90%以上という高い評価をいただいており、実際に毎月数件は会員同士でのビジネスの受注も生まれています。
飲食手配や設営を任せられるため、質の高い場づくりに注力できる
── 交流会の会場として、参謀BAR 新宿を利用するようになった経緯を教えてください。
岡本さん:知人が参謀BAR 浜松町で開いてくれた会食に参加したときに、経営参謀の代表の新谷健司さんと知り合ったのがきっかけです。参謀BARは以前から知っていて、「学ぶ意欲の高い方が集まる場」という印象がありました。実際にお会いした新谷さんは、気さくな方でしたね。
その後、新谷さんが「RASHISAフィロソフィーサロン」に入会してくれた際に、「参謀BAR 新宿で交流会を開催したい」と伝えました。
飲食店の個室は、6〜8人ほどの会食には使いやすい一方、12人以上が集まる交流会には向きません。参謀BAR 新宿は、参加者が自由に動きながら交流しやすい空間だったので、大人数の交流会の会場として利用することにしました。
参謀BAR 新宿での初回イベントは、2026年5月に実施した、人とのつながりを大切にする事業を営む経営者の交流会です。代理店ビジネスやコミュニティ運営に携わる方などに集まってもらい、互いの事業について話す会にしました。
その後も、7月には女性経営者に限定した「女性経営者の会」、9月には新宿区を拠点とする経営者が集まる「新宿経営者の会」など、テーマを変えながら定期的に交流会を開催しています。
── 準備を進めるなかで感じた点や、当日の様子を教えてください。
岡本さん:まず、飲食や会場の準備を任せられるのは、とてもありがたかったです。当社のオフィスで開催する場合は、オードブルの手配からドリンクの買い出し、席の配置まで、私一人で担っているため、どうしても準備に手間と時間がかかっていました。
参謀BAR 新宿を利用する際は、私は会の内容を決めて参加者に声をかけるだけで済みます。新谷さんはイベントを数多く主催されていて慣れていることもあって、当日までのやりとりもスムーズでした。
当日は細かな進行を決めず、私も参加者の皆さんと一緒に食事をしながら話しています。事前に共通の関心がある方を集めているからこそ、特別な進行がなくても話題に困らず、自然と話が弾むんです。
参加者からは、「食事がおいしかった」「きれいな場所だった」「空間が好きだった」といった声をもらいました。スタッフの方が気持ちよく接客してくれたのも印象に残っています。

参謀BAR 新宿ではこの空間を交流会の会場として利用。「カーテンで通路と仕切れる点も使いやすいです」と岡本さん
参謀BARの告知を通じて、新たな経営者層との出会いが生まれた
── 交流会への集客は、どのように行っているのですか?
岡本さん:基本的には、サロン会員や過去に商談をした経営者に、コンシェルジュが一人ずつ連絡しています。商談後に入会には至らなかった方にも、関心に合いそうな企画があれば「この会はいかがですか」とご案内するかたちです。時間はかかりますが、一人ひとりに合う会を見極めてご紹介するのも、コンシェルジュの重要な役割だと考えています。
難しいのは、まだつながりのない方にイベントを知ってもらうことです。紹介や交流会、会食などを通じて毎月200人前後と話していますが、参加を呼びかける相手は、そうして直接お会いした方が中心になります。イベント集客のプラットフォームなどを使って、新しい方に来てもらうのは、当社が苦手としている部分でした。

── 参謀BAR 新宿で開催したことで、新しい方との出会いはありましたか?
岡本さん:2回目に実施した「女性経営者の会」では、参謀BARにも集客を手伝ってもらいました。参謀BARには、これまでの勉強会やイベントに参加した方とのつながりがあり、その方たちにメールで会を案内してもらえるんです。
実際に、参謀BARの案内を通じて参加してくれた方もいました。自分たちのつながりだけでは出会えなかった新しい層の方とお話しできたのは、貴重な経験でしたね。当サロンは初対面同士の交流も多いため、初めて参加された方もすぐに打ち解けていたようでした。
「新宿経営者の会」を隔月で開き、紹介の連鎖が広がる拠点に育てたい
── 今後、参謀BAR 新宿をどのように活用したいと考えていますか?
岡本さん:「新宿経営者の会」は定期的に続けたいと考えています。
同じ新宿を拠点にしている方同士なら、「おすすめの飲食店」や「なぜ新宿に本社を置いたのか」といった身近な話題から自然と交流を深められますよね。
そうして会を楽しんでくれた方が、別の場所で新宿の経営者と出会ったときに、「この前参加した交流会が面白かったですよ」と、当サロンを紹介してくれたらうれしいですね。そんなふうに、紹介の連鎖が広がってほしいと思っています。
「新宿経営者の会」を一つのブランドとして確立するためにも、紹介の輪が広がる拠点として、今後も参謀BAR 新宿をたくさん使わせてもらいたいと考えています。
── 参謀BARでは、ほかにどのような企画を考えていますか?
岡本さん:交流会の開催に留まらず、「RASHISAフィロソフィーサロン」にも関心を持ってもらえるような企画も進めています。
その一環として、2026年9月には「私がオフラインでどのように会員を増やしてきたか」の事例を伝えるイベントを開催しました。
今後も参謀BARと一緒に、サロンの会員数増加につながる集客の連携や、既存の会員の満足度をさらに高められるような企画を作っていけたらと思っています。
── 最後に、参謀BARはどのようなイベントを開きたい方に合うと思いますか?
岡本さん:講師を呼んで勉強会を開き、その後に参加者同士で交流する場を探している方には、非常に使いやすいと思います。プロジェクターで資料を映せますし、移動することなく、同じ会場で飲食も用意してもらえるからです。
飲み物を楽しみながらリラックスして話を聞いてもらい、その後の食事で一気に会話が弾むので、主催する側としても密度の濃い時間をつくれます。
価格設定もリーズナブルで始めやすいと感じています。話を聞くための設備と、おいしい食事をしながら交流できる空間が揃っているので、堅苦しくなりすぎずに学び合い、語り合える会を開きたい方に合う場所ですね。
写真・文:事例のプロ
