経営参謀
コミュニティ・次世代育成

COMMONS株式会社 / 風〜kaze〜

学生と経営者が同じ目線で語り合う場をつくりたい。「風×参謀BARコラボイベント」で広がる、世代を超えた学び

参謀BARカウンターで笑顔を見せるCOMMONS代表・佐藤吉文さん

利用前の課題

  • オンラインコミュニティスクールの学びを、リアルな対話の場にも広げたい
  • 学生と社会人が近い距離で交流し、世代を超えて学び合える場をつくりたい

利用後の成果

  • 学生とゲストが同じテーブルを囲み、フラットに対話できる場が生まれた
  • ゲストや参加者の熱量ある交流が生まれ、コミュニティの広がりにつながっている

学生から企業の経営者まで、幅広い人々が世代を超えて学び合うオンラインコミュニティスクール「風〜kaze〜」。主宰するCOMMONS代表の佐藤吉文さんは、学生と大人がフラットに話せる場として、参謀BAR 浜松町とコラボしたイベントを定期的に開催しています。コラボが始まった経緯や、参謀BARをどのように活用しているのかについて、佐藤さんに伺いました。

Profile

佐藤吉文 さん

COMMONS株式会社 CEO

2001年に株式会社ジャストプランニングCOOとして、JASDAQ上場を果たす。2011年、同社代表取締役副社長を退任。2012年よりシンガポールに在住し、資産運用や日本企業の海外進出支援に携わる。2015年に帰国後、店舗・企業コンサルティングを行うCOMMONS株式会社を設立。2025年、次世代育成オンラインコミュニティスクール「風〜kaze〜」を立ち上げ、学生と社会人が学び合う場づくりに取り組む。

未来を担う人材を育てたい。500名以上が世代を超えて学び合うコミュニティ「風〜kaze〜」

── COMMONSが主宰する「風〜kaze〜」は、どのようなコミュニティなのですか?

佐藤さん:「風〜kaze〜」は、「高校生・大学生に、大人が社会や会社を見せる機会をつくろう」と考えて、2025年に立ち上げたオンラインコミュニティスクールです。

立ち上げのきっかけは、海外から日本に戻ってきたときに覚えた危機感です。私は以前、シンガポールで海外進出する日本企業の支援をしていました。2015年に帰国して周りを見ると、学生たちのスキルや社会全体の活気も含めて、日本の国力が落ちているように感じたんです。私には孫がいますが、この子たちに残せるものを考えたときに、「日本の宝はやっぱり人材だ」と思いました。

そこで、「若い世代が社会や会社のリアルに触れられ、世代を超えて経営者や社会人と学び合える場をつくりたい」と考えました。大人が一方的に教えるのではなく、大人も若い人たちの感性や知識から学ぶ。そんな双方向のコミュニティとして形にしたのが、「風〜kaze〜」です。

──「風〜kaze〜」では、どんな取り組みをしているのですか?

佐藤さん:これまで月1回のペースで、学生が会社を訪問して話を聞く機会をつくったり、ゲストを招いたウェビナーを開いたりしてきました。ゲストは大手企業の経営者をはじめ、普段あまり講演に出ないような方にも参加してもらっています。メンバーは、下は中学3年生から、上は85歳の大手企業の創業者まで。現在は15カ国・約500名が参加していて、2026年末までに1,000名規模に広げることを目指しています。

ソファに座りリラックスした表情で語る佐藤吉文さん

学生を応援したい想いから始まった「風×参謀BARコラボイベント」

── 参謀BARと「風〜kaze〜」のコラボイベントを開催するようになったきっかけを教えてください。

佐藤さん:きっかけは、「風〜kaze〜」で東京の責任者を務めている藪下さんの存在です。参謀BAR 浜松町は学生が主体となって運営していて、藪下さんが学生の集客を担っています。「彼を応援するために何ができるか」を考えたとき、参謀BARに人を集めるのが一番だと思いました。

参謀BARと「風〜kaze〜」の相性の良さも、開催を決めた理由の一つです。参謀BARは学生や経営者、ビジネスパーソンが集まり、自然に交流できる場所です。だからこそ、「風〜kaze〜」が大切にしている世代を超えた学び合いをリアルな場で形にできると感じました。こうした想いから藪下さんと一緒にイベントを企画し、2025年11月に参謀BAR 浜松町で1回目の「風×参謀BARコラボイベント 世代を超えて学ぼう会」を開催しました。

──「風×参謀BARコラボイベント 世代を超えて学ぼう会」は、具体的にどんなプログラムなんですか?

佐藤さん:「風〜kaze〜」の活動に共感してくれるゲストを招き、学生を中心に、若手の経営者やビジネスパーソンも交えて開催しています。毎回、ゲストを囲んで自己紹介や質疑応答をしながら進めるので、学生と社会人が同じ目線で話せる場になっているんです。

集客は、学生側を藪下さんが担い、経営者や若手ビジネスパーソンには私から声をかけています。このほかに、参謀BAR 浜松町のイベント告知を見て参加してくれる方もいます。「風〜kaze〜」のメンバーだけで閉じず、参謀BARをきっかけに新しい方とも出会える。そうやって毎回顔ぶれが変わり、コミュニティが広がっていくところに面白さを感じています。

これまでのゲストは、ラーメン店を経営する女性起業家や、プロ野球の名門球団でコーチを務める元選手、複数の事業を立ち上げて売却してきた連続起業家など。野球のコーチの回では、球団ユニフォームを着てきた学生がサインや記念撮影をしてもらい、「帰ったら、お父さんにこの写真を見せよう」なんて言って喜んでいる子もいましたね。学生にとって、第一線で活躍する方と同じテーブルを囲み、すぐそばで話を聞いたり質問したりできるのは貴重な機会だと思います。

笑顔で熱く語る佐藤吉文さん

全員が同じテーブルを囲む、「1対n」のセミナーにならない対話の空間

── 実際にイベントを開催してみて、参謀BAR 浜松町の空間はどのように感���ましたか?

佐藤さん:学生とゲスト、社会人が垣根なく交流できるカジュアルさがありますね。参謀BAR 浜松町はバーカウンターがありながら広すぎず、20人前後のイベントにちょうどいい距離感の場所なんです。

登壇者がステージから大勢に向かって話す「1対n」の形だと、どうしてもセミナーのようになってしまいます。その点、参謀BAR 浜松町なら、店内の四角いテーブルを全部つなげて、1つの大きなテーブルにできるんです。その周りに20人ほどがぐるりと座れば、ゲストと学生、社会人が同じ目線で話せます。全員の顔が見える距離だから一体感が生まれ、自然と会話が弾みます。

参加者同士の距離が近いので、進行もその場の雰囲気に合わせて変えやすいんです。私がMCをする回もあれば、学生がゲストに質問していく回もあります。ゲストや参加者の顔ぶれに合わせて、型に縛られず自由にプログラムを組み立てられるのは、参謀BAR 浜松町という場だからこそだと思います。

イベント開始後、すぐに乾杯ができるのもいいですね。こうしたイベントでは、交流会にたどり着くまでに1時間近くかかってしまうこともあります。参謀BAR 浜松町なら、ゲストの話を聞く時間も、その後の交流も同じ空間で進められます。堅苦しくならず、自然に会話が始まるので、学生たちも話に入りやすいと思いますよ。

参謀BAR浜松町で円卓を囲んで対話する参加者たち

イベントは全員でテーブルを囲み、ゲストと近い距離で話せるのが魅力(写真提供:COMMONS様)

── 立地や設備など、会場としての使いやすさはいかがですか?

佐藤さん:浜松町駅から徒歩2分なので、学生も社会人も集まりやすいですね。遠方から来る方にも案内しやすい場所です。それに、参謀BAR 浜松町は横丁の中にあるので、周りのお店からいろいろな料理を出してもらえるのも魅力です。飲食を楽しみながら交流できるので、料理をきっかけに会話が生まれることもあります。個人的には、参謀BAR 浜松町で出してもらえるトルコ料理がおいしくて好きなんです。お店の方とも、すっかり顔なじみになりました。

── 主催側として、運営のしやすさを感じる点はありますか?

佐藤さん:レイアウトの自由度が高くて、助かっています。一般的なイベント会場のように、きちんと整いすぎていないところが、かえっていいんですよ。決まった型がないからこそ、「このテーブルを寄せよう」「こっち側に集まろう」と、その場で自由にアレンジできます。人数は、15〜25名くらいがちょうどいいですね。テーブルを囲んで座り、後ろのカウンターまで使うと25名ほどが入れます。全員の顔が見えて、自然に声をかけ合える規模感が、私たちのイベントにはぴったりです。

価格設定も、自分たちで自由に決められます。「風×参謀BARコラボイベント 世代を超えて学ぼう会」では、学生3,500円、大人7,000円に設定しています。参加者の負担を考えながら、参謀BAR側と相談して無理のない価格設定にできるのはありがたいですね。

参謀BARを拠点に、世代を超えた学び合いの場を広げていく

── 参謀BAR 浜松町でのコラボイベントは、隔月ペースでこれまで5回開催されています。回を重ねるなかで、どのような手応えを感じていますか?

佐藤さん:回を重ねるたびに、学生と大人のどちらか一方が学ぶのではなく、お互いに刺激を受け合う場になっていると感じます。

学生にとっては、第一線で活躍している経営者や社会人と近い距離で話せることに、大きな価値があると感じています。今は企業のOB・OG訪問がコンプライアンスの兼ね合いで難しくなっていて、就職活動中の学生が社会人とじっくり話せる機会も減っていますよね。情報があふれる時代だからこそ、経営者や社会人と直接話し、生の声を聞ける場には価値があるはずです。

一方で、大人にとっても学びのある場になっています。若い世代が何を考え、どんなことに関心を持っているのかを直接感じられますし、参加している学生の中には、将来起業したいと考えている人もいます。そういう若い人たちの話を聞くと、社会人側も「自分ももっと動かなければ」と刺激を受けられるんですよ。参謀BAR 浜松町はスタッフも学生が中心なので、カウンターの中で一生懸命働いている学生たちを見ると、こちらも応援したくなります。

身振り手振りで熱く語る佐藤吉文さん

── 今後の展望を教えてください。

佐藤さん:「風×参謀BARコラボイベント」は、今後も参謀BAR 浜松町を拠点に隔月で続けていきます。学生と経営者、社会人が近い距離で話せて、場の熱量がそのまま伝わる。そういうコミュニティの空気をつくれるのが、参謀BAR 浜松町の一番の特徴だと思います。「風〜kaze〜」のイベントを続けていく場所として、欠かせない存在ですね。

また、参謀BARの活用は「風×参謀BARコラボイベント」に限らず、ほかの形でも広げていけるのではないかと感じています。今後は、参謀BAR新宿で経営者の集まりや勉強会の開催も考えていきたいです。

── 最後に、参謀BARは、どのような場づくりをしたい人に合うと思いますか?

佐藤さん:参加者同士の一体感を大切にしたい方には、ぴったりだと思います。レイアウトも価格設定も相談しながら決められて、料理もおいしく、駅からも近い。世代や立場を超えたコミュニティをつくりたい方は、ぜひ一度利用してみてほしいですね。

参謀BARで笑顔で集合写真を撮る参加者たち

学生から社会人、経営者などが集まり、毎回大盛況!(写真提供:COMMONS様)

写真・文:事例のプロ

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